みお

ベイブのみおのレビュー・感想・評価

ベイブ(1995年製作の映画)
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柿内さんのベイブ論を読み終わったので記録。最後のオチの綺麗にキマッたでしょ感へ、農場という目的の場所における下級層にいる動物の扱い方に対して、わたしの偏屈な妄想なのか、人間対他動物のピラミッドを普遍的な考え方として肯定しているのか、違和感がすごくあった。柿内さんのこと改めてすごいなと思ったのは、そういう事象をしっかりと見極めてそれが例えばネガティブな印象を与えるものであってもおもしろいものとして捉えているところだなあと思った。あんなに過敏でいられるのにあっけらかんとしている。わたしはまだ自意識の中で迷子になってしまうなあ
ものすごく革新的なことが起こっているようでいて、実際は階級構造を上昇しているだけだとか、その階級の限界のうちで最大限運動しているだとかという視点もなるほどと思った
アヒルが自分が殺されないために自分に対して積極的に役割を与えているところで泣いてしまった。わたしは自分の妄想の中で迷子になって勘違いによる役割を演じてしまい自分がわからなくなり爆発するタイプなので
都会へ行くも観るゾ
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