アーサー・ペンの傑作。『ロンググッドバイ』『カンバセーション 盗聴』『ミッドナイトクロス』の横にこれが並ぶ感じ。『カンバセーション 盗聴』と同じく、ジーン・ハックマンが中年の悲哀を見事に表現してる。…
>>続きを読む富豪の夫人から娘を探してほしいと依頼された探偵。娘を見つけだしたものの…全く先が読めなかった。ただ意外な展開が撒き散らされてるのに緩急がないのでハッと声がでそうなとこもガツンとこず。しかし虚しさは一…
>>続きを読む解決したような、してないような。前進したような、してないような。残ったのはやるせなさと死体のみかもしれないけど、また明日がやってくるという当然の事実を海原に差し込む朝の光が教えてくれる。時間の流れ方…
>>続きを読む見た目は屈強なのに繊細で傷つきやすいハックマン。探偵業の傍、偶然映画館の前で妻の不倫を目撃して大打撃(ロメールの『モード家の一夜』上映中)会話を拒絶して最悪な状態で捜査に戻るもバカンスみたいな聞き込…
>>続きを読むまずこの70年代独特の雰囲気が好み。
私立探偵もので「動く標的」「チャイナタウン」「ロング・グッドバイ」などに比べるとジーン・ハックマン主演にもかかわらずあまり知られていないがハードボイルドタッチで…
あくまで物語の範囲内で見たくなかった映像が映し出される中盤を反復しつつ、本当の意味で見たくなかった光景をフレーム内フレームで提示するラストに唖然とした。ジーン・ハックマンはサム・スペードと揶揄される…
>>続きを読む海外予告の一言"全ての手がかりは偽り"が全てを物語っている。
いやぁこれは探偵映画の中でもかなりハードボイルドな作品!
大富豪の夫人から家出した娘を捜すよう頼まれた元フットボール選手の探偵ハリーモー…