たけp

ローラーガールズ・ダイアリーのたけpのレビュー・感想・評価

5.0
超王道の青春スポーツ映画

「スーパー!」(2011年)を見たらヒロインのボルティーを演じたエレン・ペイジが良かったのでこっちの作品も鑑賞
メンバーオーディションの場所でも一人だけ浮いてたブリス(エレン・ペイジ)
ブリスがどんどんチームに溶け込んで違和感がなくなってるがすごい
あのポスターは販売してほしいぐらい

監督のドリュー・バリモアがチームの中で一番アホなスマッシュリーを演じてるのが味がある
母親ブルック(マーシャ・ゲイ・ハーデン)の眉のつり上がり具合がいい

ローラーゲームの映画だからローラーゲームブームだった70年代の舞台設定なのかなと思いきやパソコンやCDも登場してるから現代の設定なのかな

劇中に簡単なローラーゲームの説明はある
相手の顔を殴ってるからルールで許されてるのかなと思って調べたら反則らしい
審判次第ってわけか

試合帰りにセブンイレブンに立ち寄るシーンがある
アメリカのローソンはもうなくなったけどセブンイレブンはまだ健在で安心

男にふられたから家に戻って家族と仲良くするとか都合よすぎだろとか思わなくともないけど、まあ許容範囲

ライバルのアイアン・メイビン(ジュリエット・ルイス)のセリフも切ない
「スケートを始めたのは31の時、自分が本当に得意なことを見つけるのにそんだけ長くかかったってこと」

【最後に】
ブルックはドレスを着てコンテストに出る人生よりスケート靴でトラックを走る人生を選んだ
ブルックを演じたエレン・ペイジも女性としてじゃなくて男性として生きることを選んだってのも深いなあ
たけp

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