母の強い希望でミスコンに出場し続ける17歳の主人公
友人と遊びに行った隣町でローラーダービーに出会う
初めて見るローラーの激しさに魅了された主人公は年齢を偽って入団テストに参加、見事チームの一員となる
そして親に隠れてローラー選手としての活動を始める
頑張って弱点を克服し実力を伸ばしていく主人公を応援したくなる
友人、バイト先の上司、チームのコーチ、テストに誘ってくれた先輩、試合の司会者…
出てくる人物がみんな魅力的
意地悪な敵チームのエースでさえ話してみると悪い人では無いのがわかる
好きな人とだんだん仲良くなっていく場面が美し過ぎる
離れがたくて取ったある行動なんて胸が締め付けられた
付き合い始めの頃の何をしても楽しい感じが溢れていて泣ける
こんなの人生で一番輝いている時間じゃない
プールの場面には幸せの全てが詰まっていて夢のようで、この先何があってもこの時間は人生を照らしてくれるんだろうなと思った
例えその人と別れたとしても
というかこの場面が私の人生を照らしてくれる
自分が体験したわけじゃないけどこの世にはこんな美しい瞬間が存在するんだということが力や希望を与えてくれる
