1956年製作の映画)

製作国:

上映時間:96分

4.1

『涙』に投稿された感想・評価

映画男

映画男の感想・評価

3.5
スタンダード。白黒。THE 松竹のメロドラマ。若尾文子が初々しい。ラスト、親父に泣かされる。

若尾文子の設定だけなら『青空娘』に近いが、増村映画の主人公の様な自我の強さは全く無い。
ろくでなしの父親を憎みきれず金を渡し、風来坊な兄への世間評に辛い思いをし、親戚のイビリにも耐える…ザ・昭和の薄…

>>続きを読む
mingo

mingoの感想・評価

4.4

大豆田(田村)はすでに65年前に存在した!過去の恋人を隠そうとする若尾文子に「僕は誰からも愛されたことも、誰も愛したことがない人をお嫁さんにしたいと思わないよ」と優しく語りかける田村高廣があまりにも…

>>続きを読む
しを

しをの感想・評価

4.5

かずやにまえ教えてもらったやつ!滑り込みでみれてほんとうによかった。
登場人物みんなの生き方を肯定していて、50年代にすでに大豆田あったわ…ありましたわ…の気持ち。ラストシーン本当に最高。忘れられな…

>>続きを読む

・まばらに立つ樹々のあいだを男と女が歩いている。男が数歩先を、女はその後ろを歩いている。会話はない。
男が立ち止まり、貝殻だよ、きれいでしょ?結婚のお祝いにしてはさみしすぎるね、と言う。
女はその貝…

>>続きを読む
Kunihiro

Kunihiroの感想・評価

4.1
あややの貴重な松竹作品。人生は悪いことと良いことの繰り返し。二人の笑顔がこれからの明るい未来を暗示させる。予想していなかったラストのエピソードも良かった。
waltz

waltzの感想・評価

4.4
終始暗い表情の若尾文子が終盤に見せる笑顔に救われる。やんちゃな佐田啓二をいともたやすくいなす田村高廣がめちゃええ奴。そして予想外の素晴らしきラストにぐっときた!まさに涙。
bn

bnの感想・評価

4.8

このレビューはネタバレを含みます

どの時代の若尾文子も大好きだけど1956年的若尾さまがたっぷり堪能できて幸せ。自己肯定感の育まれる余地のない生い立ちなので節目がち・横がお・暗い顔・喋り方もしっとりしててなるほど松竹〜!良かった。

>>続きを読む

田村高廣がマジでいい奴で救われた、何も言わずともちゃんと解っててすべてを包み込む系男子…そしてあの笑顔…。

一方で不幸を背負い込んで常に暗い顔、それでも可愛い若尾文子。でもやっぱり最後の自然とこぼ…

>>続きを読む
一

一の感想・評価

-

3年ぶりに再見。やっぱり名作。タメの効いた若尾文子のクロースアップがどれもこれも素晴らしい。そして僕はこの映画の佐田啓二が大好きである。そういえば『明日をつくる少女』と同じく、本作も若尾が勤めるのは…

>>続きを読む
>|

あなたにおすすめの記事