このレビューはネタバレを含みます
酒と女と殺しとお米っていう話。
昔、イギリスに住んでた時に偶然この映画がテレビで放映されているのを見て、イギリスのテレビで日本映画が流れてるという違和感と、映画の内容自体も違和感の塊みたいな作品で自分の中でとても印象深い作品。
今回改めて観てみると、やっぱり違和感の塊みたいな映画だった。
話もハードボイルドかと思ったら後半ブラックジョークみたいな話になったり、建物や撮り方や格好良い絵面が所々あったりするのも違和感やちぐはぐな感じが凄い。
殺しのブルース
男前の殺し屋は 香水の匂いがした
「でっかい指輪をはめてるな」
「安くないんだ」
「安心しろ そいつには当てねえよ」
曲がったネクタイを引いて死んだ
寝ぼけ顔の殺し屋は寒そうに震えてた
「女を抱いてきたのか」
「当たりきよ」
「湯たんぽを抱きな」
熱い鉛を抱いて死んだ