めざまし

晩春のめざましのレビュー・感想・評価

晩春(1949年製作の映画)
4.0
小津安二郎監督作品。紀子三部作の一作目。
小津の作品の方向性を決定した作品でもある。
父と娘の愛を余す事なく美しく描いている。笠智衆演じる父の哀愁漂う優しさや、原節子演じる娘の父を想う愛など、日本の庶民的な生活に根ざした、芸術を丁寧に映し出している。2カット程映された壺に関しては、今日日その真意を巡って論争が繰り広げられている。
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