ソウキチ

晩春のソウキチのレビュー・感想・評価

晩春(1949年製作の映画)
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人生初の小津映画。
映画史的には避けて通れない道。
今まで敬遠していたけれど、自分もそろそろかと思い鑑賞。

実際観るまでは半信半疑で、色んな映画技法がやり尽くされた今、観る必要なんてあるのかと思ってた。
だけども、一瞬でその世界に引き込まれた。

これまで自分が観たこともないようなカットがたくさんあって凄く新しくて、それでいて今では到底理解し難い日本の姿とノスタルジーがあった。

とにかく美意識に貫かれた映画世界。
主演の原節子のただならぬ女優力。

とりあえず紀子三部作から観ていこうと思います。
ソウキチ

ソウキチ