これは見頃が私にとって丁度時期だったので、端的によかった。
それでもこれもどう言ったらいいかわかんないし。。ずっとお父さんと一緒にいたいという娘の気持ちに言語化できん思うところ(9割9分共感)が多す…
初め、フィルムが…小雨が降っているみたいと思ったけど観ているうちに慣れた。
笠智衆は良いお父さん役が似合う。
結婚相手が出てこなかったところがやはり父と娘の物語なのだな。
幸せは待っているもので…
映画とはなんたるかをみせつけられた気がした。映像に無駄がない。全部計算し尽くされてるんだろうとわかっているから、安心してみれた。紀子がアヤちゃんの家から出ていくシーンで、椅子の上に積まれた本の上の雑…
>>続きを読む娘(原節子)から見る《父娘の関係性》。
母を亡くした娘は父(笠智衆)と2人で支え合って生きてきた。
ここに他人(後妻)が入ってくるという怒り、妬み。
他方で、自分が他人(夫)と新しい家族となる不安…
最後はお父さんの「夫婦の幸せは初めからあるものではなく2人で創り上げていくものだ」という話に納得してくれて安心したけど、お父さんが好き過ぎる紀子、その好意が父娘の関係にしては行き過ぎていると感じて紀…
>>続きを読む「幸せは待ってるもんじゃなくて、やっぱり自分たちで作り出すものなんだよ。結婚することが幸せなんじゃない。新しい夫婦が、新しいひとつの人生を作り上げてゆくことに幸せがあるんだよ」
いやあ観ていて気持…
優しくて美しくて少し切ない世界だった。谷崎潤一郎の細雪を思い出した。
父を慕って心配する娘、娘のために優しい嘘をついた父。最後の嫁入りシーンは、ずっと口元が緩んでた。幸せになってみせますわって笑う原…
小津監督作品で気になった作品なので鑑賞。だいぶこちらも涙が止まらないほど心に染み渡った。
本作も自分が観たいものをというか知りたいことを教えてくれる作品だった。
父親が娘との最後になるであろう旅…
途中は少しダルかったが、構図や台詞回しが心地よかった。
京都でのお説教シーンと、リンゴを剥くシーンが良かった。特にリンゴ。
娘は「お父さんったら私が居ないと何もできないじゃない!」と心配していた…