晩春のネタバレレビュー・内容・結末 - 3ページ目

『晩春』に投稿されたネタバレ・内容・結末

小津安二郎9本目。
原節子2本目。原節子の存在感が凄まじかった。キャリア初期の『河内山宗俊』以来なので他の作品ではどうなのか知らないけど、キムタクのように独特の間と存在感で作品を支配してしまうような…

>>続きを読む

何回か見てるのに、やっぱり涙が出てしまう。

お父さんに最後の挨拶をする紀子
最後、一人になるお父さんの姿

紀子は本当はどんな気持ちだったのかな、何を望んでたのかな…ていろんな場面で考えさせられる…

>>続きを読む

娘の父親への依存が色濃く描かれる。現代的に言えばファザコンというやつか。やや異常にも感じとれるけど、これが彼女の愛の形なのか。

娘に自分も嫁をもらうから嫁げと言う嘘もつらいが、娘がその言葉に納得し…

>>続きを読む
結婚して最初から幸せという訳じゃない。

今東京物語と秋刀魚の味とこれしか見てないけど、その中だったらダントツで好きだ…


今まで見た小津の中では一番感情の起伏がハッキリと表されてる気がした。

お父さんとの幸せな、ゆっくりと流れる時間を…

>>続きを読む

登場人物の人となりやセリフや演技に気を配ると、ゆっくりと一人ひとりの思いが浮き上がってくるのが秀逸だった。

最後の30分くらい、二人の思いが交錯して、最後一人取り残された父が項垂れてしまうところに…

>>続きを読む

まず父親、笠智衆の顔が良い、優しさを持った顔つき

帰り道のシーン、二手に分かれるところでこれからの展開を暗喩している、結婚した後に一切原節子が出ないのがとても良い
完璧すぎるラストカット
ずっとし…

>>続きを読む

紀子三部作の第一作。
父と一緒に過ごす時間が楽しいから、このまま一生父と暮らしたいという結婚適齢期の娘紀子と、その父(56歳)の親子のお話。
原節子の独特な雰囲気を醸し出す演技に見入ってしまう。切な…

>>続きを読む
面白かった、ただ背景とかオズとかについての知識がないと難しい。時代背景の欠片拾い集められるところがスルメ

父親の嘘つくときの目元ひくつかせる演技神がかってる
リンゴの皮むくときのショットも神がかってる
序盤父と娘が家屋の中を出たり入ったりするところで、突然カットテンポが上がりサスペンスを緩やかにそして無…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事