特にこれといった大きな事件は起きないものの、感情の乱れがとても繊細に描かれていて観終わった後はじんわりと温かく晩春の気配を感じさせる
白黒画面を鮮やかに彩り清潔感のある空気を纏う原節子の存在感はやは…
父親好きの娘が婚約するも、家を離れたがらない父は自身も結婚すると嘘をつき、娘を結婚させてやる。そして、娘が旅立った日、果物の皮を剥いて悲しみに耽る話。
面白いです。ゲイリークーパーのくだりとか。
「…
昭和二十四(西暦1949)年完成。
4作しか見たことなくても小津安二郎やなあっていう撮り方。最近、フェデリコ・フェリーニの『La Strada』(1954)をチラッと見直したけど、人物をほぼ真正面か…
やっぱいいよね小津安二郎。とにかく画がいいのよなあ。
普遍的なテーマの扱い方もいい。
正解ないよなーってなる。あの素晴らしいラストシーンで考えさせられる。
あと淡々とした台詞回しにカウリスマキ味を…