東京物語に続き紀子三部作2作目鑑賞。
お嫁に行く娘と父の物語という前情報だけで、所謂ベターな愛娘を送り出す寂しさを描いていると思っていたけどそれだけじゃなかった!
紀子が父親の側を離れようとしない気…
父と娘の家族愛の物語、と一言では片付けられないような気がした。
なんで紀子はあんなに父の元を離れようとしなかったんだろう。 なんとなくただの意地だと思えなかった。
亡くなった母がなにか関係している…
嫁に行きたくない女と嫁にやりたいが寂しい父の話のほのぼのとした小津映画だと思ったらやはり一筋縄には行かず、考えれば考えるほど、紀子がなぜ父周吉にここまで(エレクトラコンプレクスとまで言われる始末)の…
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