たかしんぐ

ミッション:インポッシブル3のたかしんぐのレビュー・感想・評価

4.0
IMFのイーサン・ハントは一線から退き、訓練教官として、婚約者のジュリアとは幸せな生活を送っていた。
ある日、イーサンの教え子であるリンジーがブラックマーケットの商人であるディビィアンの監視中に拉致されたとの情報が入る。
イーサンは躊躇するもリンジーを救うために救出へ向かうも、リンジーの救出後に頭に埋め込まれた爆弾により死亡してしまう。
ミッションから持ち帰った端末からディヴィアンに関する情報を得て、ディヴィアンを拘束することに成功。そしてディヴィアンが「ラビット・フット」と呼ばれるものが取引されようとしていることを知る。

シリーズ3作目。
これまでのシリーズの中で一番ドキドキ度が高かった。
オープニングからイーサンが窮地に立たされているシーンから始まり、一気に過去に戻ってそこからどのようなことが起きたかを未来に向けて展開される。

今回は主にチームミッションが抜群に描かれていて、とても満足した。これまでとは違い、イーサンが活躍を独り占めするわけでもなく、4人全てが力を合わせてミッションをこなしていることがとても良かった。

もちろん今回もスタントなしのアクションは最高に良かった。トム・クルーズマジすごい。

また、中盤の信頼しているスタッフへの口止めからの後半の電話での誘導、ジュリアが看護師である意味など振りがちゃんと効いている展開になっていた。

唯一、前作のエンディングで共になったナイアとの関係がどうなったのか、前作からの引き継ぎ要素などが全くないことは少し寂しかった。前作を知らなくても今作を楽しめるといえば、それはそれで良いが、ちょっと寂しい気もした。
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