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虹を掴む男のtoriten45のレビュー・感想・評価

虹を掴む男(1947年製作の映画)
3.1
この1947年公開の“独身サラリーマンの空想劇”を現代向けにリブートさせたのがベン・スティラー監督兼主演の『LIFE!/ライフ』('13)。そっちは大好きで何回も観てきたしこれからも観ると思います。

こっちは谷啓(たにけい)の芸名由来というのは聞いたことあるけど映画で観るのは初めてのダニー・ケイ。ドジを笑う昭和なユーモアはベタ過ぎて心に響くことはないけど、公開当時の劇場では笑いが起きたことだと思います。そんなことを想像しながら観ていました。

40年代のニューヨーク・マンハッタンの様子が映っていてビジネスマン達はスーツ姿に、記者に追われる麻生さんのようなパナマハットを被るのが一般的だったみたい。列車の中では帽子の帯にキップを挟むスタイルがなんだか粋でした。

本作の邦題は“Chase rainbows(叶わない夢を追う)”をもじったのかな。きっとそう。
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