金城武の細マッチョボディを拝むだけの作品。
■ 概要
眠らない街、新宿・歌舞伎町を舞台に、中国系マフィアの抗争に巻き込まれるアウトローの生と愛をかけた闘いを描くハードボイルド。
監督は「世界の涯てに」の李志毅。
主演は「初恋」の金城武と、「三毛猫ホームズの推理」の山本未来。
■ あらすじ
『欲望の渦巻く街、新宿・歌舞伎町。
今、この街では上海や北京、台湾といった中国系マフィアが、利権を巡って一触即発の状態にあった。
故買屋として歌舞伎町を渡り歩く台湾人と日本人とのハーフ・劉健一は、ある日、上海マフィアのボス・元成貴から、健一のかつての相棒で、成貴の幹部を殺して逃亡を続け、最近になって歌舞伎町に舞い戻ってきた呉富春を探し出すように命じられる。
しかも期限は3日間。
それを過ぎれば、健一の命の保証もないのだ。
富春を探す為に動き出した健一に、夏美と名乗る謎の女が「富春を売りたい」と話を持ちかけてくる。』
■ 感想
そこまで難しい物語ではないはずなのだが、余りにもキャラクター同士の関係性が分かりにくく、ゴチャゴチャと詰め込み過ぎているので、物語の全体像が非常に分かりにくかった。
何を描きたいのか、何を伝えたいのかも全く分からない。
酷いストーリーもさる事ながら、演出は更に酷さを増している。
アクションやユーモアが全然なっておらず、目の前で起こっている現状などを全てセリフで説明してしまっている。
そんなのいちいち説明しなくても、見りゃ分かるっつうの!!
余りにも素人臭い演出にガッカリしてしまう。
また、主演の金城武の魅力が全く活かされていない。
そもそも金城武の棒読みの大根演技をスタッフは何とも思わないのか??
ただでさえ酷い棒読みなのに、ボソボソ小声で喋るから何言ってるか分からねーんだよ!!!
金城武の細マッチョボディを観たい人にしかオススメ出来ない作品である。