馳星周の同名作品の映画化。
原作と金城武が好きでDVDを当時買って今もある（笑
新宿歌舞伎町界隈のアウトロー社会を
描いたピカレスクロマン。
歌舞伎町に巣食う中国、台湾マフィアのアウトローの派閥と登場人物の相関関係が複雑で、
原作読んでない方はそっちのけ感が半端ないと思う…。お前誰やねん？と思ったら、今度はお前誰やねん？！のうちに、嗚呼終わった…
になる事受け合い😅
で、原作読んでたら楽しめるのか、と言われると土台あのボリュームを2時間の映画にまとめたらこうなるわな、のダイジェスト数珠繋ぎ。。。主人公劉健一/金城武、が何故こうなってしまったのか、を原作はしっかり丁寧に描いているけど、こうなってしまった劉健一、から話は始まるのでキャラがペラペラ😅
マフィアの相関や利害関係がわかりにくいので
なぜこうなる？なぜあんた出てくるの？は？
みたいになってしまいがち。
頑張っているのは認めるし、歌舞伎町のセットも力が入ってる。
好きなシーンもいっぱいあるし、夏美/山本未来が素敵で、富春/椎名桔平もブッ飛んでる。
原作は続編もあり、映画もラストはそれを匂わせてるけど、作られていないのはお察し。
救いの無さすぎるトゥルーロマンス、みたいな映画？
90年代の歌舞伎町はカオス…なのは体験出来ます。
