このレビューはネタバレを含みます
【 シン・トウキョー・エラ 】
トウキョーがスキ。ニホンがスキ。
『不夜城』がスキ。
またひとつ、愛すべき邦画に出逢ってしまった。
ストーリー云々じゃなくて、タイトル、雰囲気、映像、音楽、舞台、人が大好き。たまらなかった。
特に、金城武さんと山本未來さん。ふたりのやり取りは永遠に観ていられる。美しい。
「新」が東京に凝縮した物語なんだ。
“ニュー”歌舞伎町から“新”しいボスになって“新”宿を支配するという野望。“新”しい時代を切り開こうとしたんだ。時は“新”年。
ふたりの男女が“シン”じたいけど、“シン”じられない。周りの人たちみんな“シン”でしまう。
それでもやっぱりキミが本当に好きだった。“シン”でしまってもアイシテル。“新”雪の場で…。
少ししつこいレビューになってしまった。
何度でも言おう。『不夜城』がダイスキだ。