不死子

ランボーの不死子のレビュー・感想・評価

ランボー(1982年製作の映画)
5.0
やっとスタローンの名作観た!

想像以上にベトナム戦争の事が描かれてて、アクション映画でもあるんだけど感情に訴えかけてくる映画だった。
特に最後の最後がめちゃくちゃ心にくる。

八割スタローンがずっと喋ってなくて黙々と迎撃をしてただけに最後に思いの丈を大佐にぶつけるシーンは本当にグッときた。
演出が上手すぎる。
その時に言ってたセリフがベトナム戦争というか戦争ということの全てだと思う。

映画自体も長々と長い作品じゃなくてたった1時間半でランボーが経験してきたことの全てを物語っててそして最後にしっかり台詞として語ってくれててストンと心に落ちて響く。
名作なだけある、何よりも戦争を感じた映画だった。

割と序盤からランボーがPTSDによって涙が出てしまってるシーンから結構心にきてた……
これを踏まえるとタクシードライバーもまた一層深みが増す。
過酷な戦場から日常に帰ってきた兵士たちの色々な末路を映画で見ることができる。
また新たな視点が増えてよかった。
不死子

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