mika

ブタがいた教室のmikaのレビュー・感想・評価

ブタがいた教室(2008年製作の映画)
5.0
あらすじを読んで、興味がわいたので、観てみたんですが、最後は、観てるのが辛くりましたね。

この映画に出演していた子供達、実は映画の結末を知らされずに、撮影が進められていったんだそうです。台本の子供達の台詞は白紙。よって「本当に」実際の子供達のように考えていたというわけ。通りで、観ている側に、がんがん伝わってくるものがあったわけだ。

この映画は、実際に1990年7月から1992年3月の間で、大阪 豊能町立東能勢小学校の新任教師だった黒田恭史氏が行った授業をもとに作られているんだそうです。
大切な命をどうするか・・・子供達に結論を出させるのは、ちょっと酷なような気がしましたが、生き物と真剣に向き合う子供達の姿は、生き生きとしていました。

90年の出来事とすれば、当時の子供達は、今 立派な大人になってる。
彼らは、当時を振り返り何を思うか、そして今、何か変わったか・・・・。
「その後」が、とっても気になる映画です。
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