おれんじ

ブタがいた教室のおれんじのレビュー・感想・評価

ブタがいた教室(2008年製作の映画)
3.7
妻夫木聡演じる新米教師と6年2組の生徒たちは、卒業までの1年、最後は《食べる約束》の下、子ブタを飼い始めます。
子どもたちはブタをPちゃんと名づけ世話をしますが、卒業が近づくとPちゃんを「食べる」「食べない」でクラスの意見は分かれ…。

1990~1993年に大阪の小学校で実際に行われた授業が原案。

小学生が一生懸命自分の考えを話す姿に心打たれました。(生徒役の子供たちは台本がなく、セリフが与えられていなかったそうです)

特に最後の話し合いは、自分もクラスの一員になったつもりで、一人ひとりの意見に頷いたり、ハッとさせられたりした。
「食べる」「食べない」論争から、命の価値を考える対話になっていく。
大切な事は何か、気づける・学べる環境があるって素晴らしい事だと思う。

かわいらしい男の子いるな、と思ったら‥生徒役で北村匠海くんが出演していました✨
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