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ブタがいた教室のaromeのレビュー・感想・評価

ブタがいた教室(2008年製作の映画)
2.9
エンタメ作品として観る分にはよかった。
食育の観点で見れば、やはり最初に食べることありきで育てる豚に名前をつけたり、ペットのように扱うことの矛盾は否めない。子どもが混乱するだけといえば、そうかなと思う。
私は名前がつこうがなんだろうが、ありがたく自分の血となり肉となりを望む。
だから、観ていて良くも悪くも心が揺れることはなかった。
子どもたちそれぞれの主張や意見の対立のリアリティは良い。
ただそもそも連れてきた教師が、どこを最終着地にしたかったのかは、正直ピンとこないし、そこを子どもたちの多数決に委ねるのもなんだか、とは思う。
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