このレビューはネタバレを含みます
老いと若さ、醜さと美しさそんな対比が作中は多いように思えました
美しさの前では皆等しく無力なのでしょうか
カメラワークはまるで彼の視線さながらで
どんな景色や人物を見ようと最終的に視界に入れてしまうのは麗しいタジオ。
なにか思い耽っているような顔をしてると思えば、無邪気に笑う姿。
その見た目の美しさからは想像しがたい
年齢相当の遊びをしている時の愛おしさたるや。そんな美しさに囚われるあまりに
思わず手を伸ばし、力尽きてしまう
その醜さ。それでもいい。最高の人生の終え方だったでしょう。美を追求するあまり滑稽だった彼の幸せな最期。
正直映画としての魅力はあまり感じれませんでした。私には難しい印象です。
この年代ものはまだ私には早いみたいです
