とても綺麗な映画だった。
途中からとても気持ち悪いおじさんだったが、お化粧をほどこされたあたりからとても可哀想で可愛いおじさんになり、むずむずするような気持ちになった。
夢なのか、現実なのか分からな…
人生に疲れてる作曲家グスタフは静養に訪れたベニスで美少年タージオに出逢い心を奪われる。
美少年なら誰でも好きな事象とは異なりそう、美だから。
芸術性を極めてるような描き方、ダークボガードが演じる心境…
タジオ、お別れだ、幸せに
中盤アンシェンが初めて笑うそこから展開がゆっくり変わっていくのが好き
それでもタジオには一切話しかけないアンシェンがあまりにも抑制的すぎる!!
けどお互い何か悟った距離感…
若い頃に観たときは、美少年に恋をする老人のハナシとして美の対極にある老醜を見せつけられたなーぐらいの薄い感想しかなかった。
自分が主人公の年齢を(たぶん)越えてる今、再見するとなんだか胸が詰まる。
…
おじさんが美少年を追いかけまわしているだけだった。
タジオは確かに美少年だったけど、妹たちも美少女だったよ。おそろいの服着た姉妹可愛い。
古い映画だからしょうがないけど、台詞が無さ過ぎて眠くなっちゃ…
ベニスの街並みや彼らの衣装が良い
とてもじっくりと時間が流れる。それに憧れて私ってば古い映画ばかり見てしまう
おじさんの哀しさ、切なさ、絶望、希望、恍惚に共感する。彼の苦しみが伝わってきて辛い。リド…
【美と若さは砂時計の砂のごとし】
悩める初老の音楽家が、静養のために訪れたVeniceで、美少年に心を奪われるお話。
真の美とは何か。
長年の努力と経験の賜物として、芸術家が創り出せるものではな…
今どきの人が美しいものを描こうとしたらこうはならないと思うし、
見てる間も、美しいなあというよりは、えなんかキモ、ウケる、今のなに?みたいな方が優勢だったのですが、
ふと、一瞬とかですが、eeyan…