あこねこ

遠い空の向こうにのあこねこのレビュー・感想・評価

遠い空の向こうに(1999年製作の映画)
4.0
〝炭鉱×子供の夢”は涙必死。
リトルダンサーとかフラガールとかのロケット版てわかりやすく言うとそんな感じ。それらと同レベルで認知されていい名作。しかも実話。
原題も邦題もタイトルが地味なのが残念…。元の原作のロケットボーイズじゃあかんかったのか?

炭鉱ガテン系の父VSロケットオタクの息子。
変人扱いされてる科学オタク。
なんか巻き込まれた友人。
若くてかわいい理解ある先生。
みんな貧しい。
どうせ炭鉱夫になるんだからと勉強とかできても評価されない街。
これだけのキャラと設定が揃ってて面白くないわけない。

数学苦手だったのに山火事犯の無実を計算で証明するまでに成長したのが凄い!そこら辺からみいっちゃった。
炭鉱街だから誰か死ぬんじゃないかと言う予感やいつか廃れる産業っていう重い雰囲気の街で、スタンドバイミーみたいな少年たちが徐々に街の人の理解を得ながら失敗を繰り返して、夢を繋いでいく少年たちの姿がキラキラしておりました。
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