このレビューはネタバレを含みます
夢を追い続けた田舎の炭鉱町の少年たちの実話。主人公ホーマーは、大学卒業後、NASAで働くことになる。
何と言っても泣けるのは、夢を追い続ける息子に終始反対していた父親が、最後にはじめて息子のロケットの打上げを見に来るシーン。
それに至る伏線はベタと言えばベタだけれど、多かれ少なかれどこの父・息子間の確執や考え方の相違がある、それでいて父はかげでは誰よりも息子を応援している存在であるということが、うまく表現されていた。
母親、友人たち、教師など、すべての登場人物がそれぞれいい役割を果たしていて、それぞれの実際の人生も紹介され、この映画で描かれた人生のひと幕が彼らの人生を彩るものであったことが感じられた。