トランスマスター

遠い空の向こうにのトランスマスターのレビュー・感想・評価

遠い空の向こうに(1999年製作の映画)
5.0
♯62 ROCKET BOYS→(アナグラム)OCTOBER SKY

東西冷戦時代、ウエストバージニア州の炭鉱の町が舞台。
ソ連のスプートニクが人類初の人工衛星を軌道に乗せ国民は焦りと屈辱を感じていた。炭鉱のリーダーの息子が漆黒の空を横切る人口衛星に魅了され、クラスの科学オタクを4人組の仲間『ROCKET BOYS』を結成。自作ロケットの実験を繰り返すが、様々な逆境にめげずに自己実現していくお話です。

◆良い点/注目ポイント
・町全体が炭鉱で栄え石炭は米国産業の屋台骨の鉄鋼産業を支えていた時代に全力で取り組み自分の将来を切り開いたグリットする力は尊敬します。
・自分たちの事を理解して支えてくれる恩師の存在や夢を形にするために自分の職を失うリスクを取ってくれる人など目には見えない大いなる力を感じます。
・炭鉱夫の父(カーハートのカバーオールが似合っていた。)ロケット狂の息子の物語だけでも良い作品です。

◆改善点
・原題(アナグラム)と邦題とパッケージのデザインがレンタル意欲をそそらないのがもったいない。

◆総括
・兄の進学のために炭鉱に入っても夢を諦めない事は凄いのとあれだけの情熱を持って初めてプロになれる世界にホリエモンはどこまで足跡を残せるのか?非常に気になります。

-2020年 62本目-