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アンナとシャム王のlemmonのレビュー・感想・評価

アンナとシャム王(1946年製作の映画)
3.6
本作の10年後にユルブリンナーとデボラカーの「王様と私」が上映。楽しくもロマンティックなミュージカルであったが、本作もあらすじは当然似ているが、驚きの展開もあり、新鮮に楽しめた。

ヒョロヒョロでおかしなメイクの王様を演じるレックスハリソンだが、アンナ演じるアイリーンダンとの掛け合いを見ているとなかなかな憎めなくなるから不思議である😊。
ゲイルソンダーガード、リンダダーネル、リーJコッブが、タイ人に扮しており、他では見れない風貌(リンダはこういうエキゾチックな役をたまにやってるか!)で登場。

少しずつ現地人とも関係性を築いていくアンナ。
異国文化に振り回されたり、時には自身が振り回したりしながら、個性抜群の王様や子供たちを相手に奮闘しつつも、常に自立した人間であり続けるのが頼もしい。

なかなか面白かった!
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