商業の始まりから現在まで、搾取され続ける労働者たち。
戦う術も知恵もない貧しい人々。
駆け引きをする余裕はなく、商人たちはほくそ笑む。
演じているのは実際に漁村に住む人々。
マイクの感度が弱いんだ…
【ネオ・レアリズモの映画だが、疑問点が多い】
ルキノ・ヴィスコンティのいわゆるネオ・レアリズモ期の作品。シチリアの漁村に暮らす貧しい家族の営為を描いています。
漁民の一家。父はすでに亡く、長男が…
ヴィスコンティのキーワードは貴族とか本物志向だけど、こんな庶民を題材にした映画があったのは知らなかった。
頑張って流し見したけど長かった…。
貧しい漁村の風景と暮らし。裸足でケガしないのかしら、とか…
アンチョビピザが食べたくなりました。
登場人物たちは裸足の人が多いです。家の中でも外でも海岸の岩場でも。足の裏が汚いのはもちろんですが、痛そうにしていません。足の裏の皮が厚いんでしょうか。貧しい人…
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ジョヴァンニ・ヴェルガ/マラヴォリオ家の人々
シチリア島の漁村のドキュメンタリータッチ、シチリア島の漁村アーチ・トレッツァで撮影。出演者もシチリア島住人(素人)、シチリア方言。
「昔からこれでいいん…
このレビューはネタバレを含みます
ヴィスコンティ監督作品特集にて
モノクロ作品
搾取の構造を描く
シチリア島カターニャの郊外の漁村
アーチ・トレッツアで撮影
地元の人達が出演
イタリア語を話せない人々らしい
以前、『ベニスに…
このレビューはネタバレを含みます
シチリア漁村の漁師の若者が、仲買人から搾取される構造から抜け出そうと独立するも上手くいかず、もがき苦しみ衰退していく一家を描いたネオレアリズモの代表作。
なんとも報われなくてやるせない...。
漁…
シチリアの漁村の雰囲気や浜辺の活気旺盛なモブシーンは見いってしまうし、一人の不器用な男が鈍重なプライドを克服する話としても見られるのだが、そういった美点を逐一謎のナレーションが台無しにしてしまい、結…
>>続きを読むヴィスコンティ監督のデビュー作「郵便配達は二度ベルを鳴らす」(1942)に続く2作目。イタリア・ネオリアリズモの代表的作品。シチリア島の漁村を舞台に、ある若い漁師の独立の試みと挫折を描く。原題は「L…
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