揺れる大地に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)- 2ページ目

「揺れる大地」に投稿された感想・評価

今の日本人にも必要と言えるであろう精神、つまり労働者側の強固な団結を煽動しようとする目論見が、かなりの説得力をもった映像の現実性をとおしてアツく語りかけてくる。

ウントーニは失敗する。周りと連帯し…

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N

Nの感想・評価

3.2

2023.3.27(Mon)
アマプラで発見して、ヴィスコンティ作品なので鑑賞。
マイナーすぎて観れると思ってなかった作品が4K画質で観れただけでもう感動。

ネオレアリズモの代表作の1つとして名高…

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描いていた夢は何一つ叶うことなく、厳しい現実だけを突きつけられる
いつもは映画に夢を見させてもらっているが、今回は現実を見せられた

イタリア・ネオリアリズムの傑作。ネオリアリズムというとデ・シーカやジェルミ、ロッセリーニらがまず浮かぶがコレは監督が貴族の末裔ヴィスコンティというのが驚き。ウェット感漂う『自転車泥棒』や『靴みがき』…

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kaobel

kaobelの感想・評価

3.5

このレビューはネタバレを含みます

この作品から当時を知り歴史を学ぶ。まるでドキュメンタリー作品を観ているかのようだ。ただのしあわせ物語で終わらせるのではなく、これが人生さと、人が恥ずかしく隠してしまうような苦しい部分であったりを見る…

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原題『La terra trema』 (1948)

監督・脚本 : ルキノ・ヴィスコンティ
撮影 : G・R・アルド
編集 : マリオ・セランドレイ
音楽 : ヴィリー・フェッレーロ
出演 : ア…

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報われない。。。
ファシズムへの抵抗として、ネオレアリズモという現実主義的な作風が1940〜50年代にかけてあったのね。勉強。

しかし彼の人生はまだ映画になっても、映画にすらなれない人生がゴロゴロ…

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M

Mの感想・評価

3.9

漁村で働く漁師一家が、仲介業者にボラれている事に腹を立て独立を考えるが……という作品でした。
 
漁師という、海相手自然相手の全く予測のつかない職業の怖さ。
そして彼らの苦悩を淡々と追い続ける、静か…

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tak

takの感想・評価

3.9

40年代から50年代のイタリア映画には、現実主義的な作風のネオリアリズモと呼ばれる作品群がある。「無防備都市」や「自転車泥棒」と並んで代表作の一つとされるのが本作「揺れる大地」である。ロベルト・ロッ…

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y

yの感想・評価

3.7
あの状況での少女の優しさはかなり沁みますね。タイミングによっては泣いてしまうかも。かなり古い白黒の長編作品なのでどうかなと思いましたが、まったく退屈することなくラストまで。観て良かったです。

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