ロシアンカルトフイルムの中でも知られた作品の一つ。
第二次世界大戦のさなか、ドイツ軍によって虐殺の限りを尽くされたベラルーシ(当時の白ロシア)の悲哀を一人の少年を通して描ききる。
ナチスドイツの凶行を描いた映画は数多あれど、これほどまでに精神的苦痛を伴う映画は他に類を見ない。
登場人物の9割が狂ってるように見えるが、それも戦争という凶行か為せるわざか。
ロシアとウクライナの戦争を引きあいに出すまてもなく、戦争というものの本質は何も変わっていない、そのことが当作品を見てるとよく理解できるはずだ。
今こそ見るべき作品でありこれからも末永く見られ続けなければならない作品である。