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炎628のTaTのレビュー・感想・評価

炎628(1985年製作の映画)
4.5
狂気!醜悪!泥濘を這い回った後の絶望と大量虐殺の後の拍手、何より少年の表情と刻まれていく皺が重苦しさと絶望を如実に語ってくれます。

簡単に人や作り上げてきたものを焼き払う炎。それに焼かれた628の村。人間なんて集団になっちゃえば良心の欠片さえ失くして狂えるってことがよく分かる。特に人間の醜悪さを切り取り続けた後半部分は衝撃的。
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