みすゞのカトゥのレビュー・感想・評価

早世の詩人｢金子みすゞ｣を描いた作品。
その壮絶な一生が、ふんわりとしたタッチで描かれている。
彼女は不幸だったのだろうか。よくわからない。
決して平穏とはいえない暮らしのなか数冊の作品を残したことは、濃厚な人生だったことは確かだと思う。

楽しい作品ではないけれど、創作に携わる人ならば得るものがあると思う。予備知識を少し、それと作品について目を通しておいたほうが良いとも思うけれど。