今も現代史の知識が圧倒的に足りてなく、無意識の差別が吹き荒れる様なこの国で、この映画に対して語れる言葉を僕は持ち合わせていない。
ただ忘れたくないことがある。
僕らが生まれる前、大きな戦争があった…
タクシー会社の運転手と、フィリピン人のラブコメディ。
よくみんな怒るんだけど、それが重すぎず面白かった。
タイトル「月はどっちに出ている」は、どこに向かったらいいのかわからないマイノリティの人々の想…
祖国を離れて久しく、日本人と変わらない生活をしているのに、折に触れて異物扱いを受ける主人公
出稼ぎでフィリピンから来た恋人とも違って、祖国に帰るつもりも無く、彼女と一緒にフィリピンに行ってまた異邦…
観た直後、日本の映画もいいもんですね、て、水野晴郎みたいな感じに浸った。
もちろんいまもそれは褪せてない。
東京のどさくさの中に、どさくさな男と女が
どさくさにまぎれて生きていく様を描いている。
…
神保町の古本屋で映画のパンフレットを買った。黒になりきらない青に近い紺色の空とバブリーな色合いの岸谷五朗とルビーモレノ、手書きの映画タイトル。それだけが気になって、私の狭いアパートの壁には4年間この…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
昨年亡くなった崔洋一監督の代表作ですね。初公開当時は久しぶりに面白い日本映画に出会えたと思って、2回観に行ったような覚えがあります。それ以来、約29年ぶりに観てみたけど、やっぱり面白かった。
登場…
昔観て、また観たかった作品。
「金色のうんこのようなモノがみえます」の名台詞。ずっと、覚えてた〜。映画観てから、その後始めて浅草行った時、ホンモノ見た時感動したの覚えてるわ。
在日の人達の生活を切り…
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