新月

銀座カンカン娘の新月のネタバレレビュー・内容・結末

銀座カンカン娘(1949年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

ずっと楽しい。朝ドラが好きなので見てみた。笑えるところ多くて好き。

4人の歌声がそれぞれみんな違う良さがあって素敵!!
最初の方の「頭痛い〜」「絵の具がない〜」みたいなミュージカルは爆笑してしまった。シュールすぎて。当時もこれがお笑いだったのか、真面目にやっていたのかが気になる。

あ、この映画は普段の会話も歌にするような感じの映画なのね…と思って見ていたら、その後はそうでもなかった。笑

高峰秀子さんはとても魅力的で美しくて…なのにご飯の食べ方がガツガツなの面白かった。

初めて動いてる笠置シヅ子さんを見れたのも、急にバドジズが聴けたのも嬉しかった。

ブスケさんあれだけ芸術を嫌っていたのに歌に参加する決心つくの早すぎるところとか、おじいさん怒鳴ってお金受け取らないって言ってたのにすぐに「よし…もらった!」って言うところとか、全部シュールで面白かった。

最後は落語で終わったし……その落語も面白いし。

昔の東京に、当時の俳優、演者たちが映像として残っているだけでも素晴らしいのに、それを見れることが幸せだと思った。
新月

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