じょせ

銀座カンカン娘のじょせのレビュー・感想・評価

銀座カンカン娘(1949年製作の映画)
3.5
高峰秀子と笠置シヅ子が主演のミュージカルコメディ。引退した落語家、新笑の家に居候するのは新笑の恩人の娘・秋とその親友・春。ひょんなことから流しの歌手をする男と知り合った二人が銀座で流しをせることになり、「銀座カンカン娘」を披露をいろんなバリエーションで披露する。笠置はさわり程度だが「ジャングル・ブギ」や「ラッパと娘」も歌ってみせる。
さらには落語家の甥役の灰田勝彦も歌う。豪華である。
極めつきは終盤で落語家役の5代目志ん生が結婚する灰田と高峰の餞にと噺を披露する。歌も豪華だがいちばんの見どころはここ。そして、噺のサゲでそのまま映画も幕を下ろす。そんな終わり方ある!?でも実にクールなのであった。
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