パテコ

銀座カンカン娘のパテコのレビュー・感想・評価

銀座カンカン娘(1949年製作の映画)
3.9
朝ドラ『ブギウギ』繋がりで視聴。芸術家なヒロイン2人と犬1匹、それを取り巻く人々、貧乏だけど明るくて、ふふっと笑える可愛い映画です。高峰秀子さん、笠置シヅ子さんの『銀座カンカン娘』を中心に、想像してたよりがっつりミュージカルでした。
生活の中で歌われる曲が面白くて可愛い。「頭が痛い、お腹が痛い、家に居たい」仮病かな?w 音楽が服部良一先生なので、それも素敵です。『ラッパと娘』や『ジャングルブギ』の使い方が贅沢でにやけてしまう。笠置さん、小柄なのに歌い出すと大きく見えて凄い〜!って感動しました。
ヒロインが芸術とは何かおぼろげに胸に抱くのも、大袈裟に語るのではなく、ただ爽やかで素敵だと思いました。貴重な映像観れて良かったです。
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