ハウツー本からよくこの脚本ができたな!?と思う、父娘ドタバタ家族もの
三木のり平演じる定年間近のうだつのがらない社員、実は会社の冠婚葬祭のときには張り切る&信頼の厚い男であった。そんな彼と、その娘…
当時のベストセラー・ハウツー本の映画化という会社の命令に応えて、前田陽一が実現するのは年頃の娘と父親の松竹ホームドラマの基本型。そこに、会社員と出世、病院と葬儀屋、結婚式と葬式の同時進行などの対比と…
>>続きを読む図らずも穂積隆信追悼となってしまった。儀礼関係以外は無能な係長・三木のり平に小言をいう、いつもの嫌味っぽい課長役。のり平の晩酌のお供は当たり前のように桃屋だし、唐突にちあきなおみがX+Y=LOVEフ…
>>続きを読む冠婚葬祭のマニュアル本を原作にしたコメディ映画で原作者による前説あり。
三木のり平と由利徹は声が良い。
私はめちゃくちゃ声の良さに重きを置いているのでポイント高かったです。
この時代において異色…
すべてがどうってことなさすぎてむしろ心地よくなってくる。結婚式と葬式が同時進行し参列者が入り乱れ往来する様を古今亭志ん朝が落語で語るシーンが意外にすごい。勤務態度悪すぎの三木のり平見習いたい。ケーシ…
>>続きを読む定年を間近に控えたうだつの上がらない係長おじさんの物語…てあたりが今の自分の境遇と被っていてグッときた。
まぁ三木のり平らしいのではあるけれど、そんなサラリーマンの悲哀にも共感。
やはり昭和の映画…