レクターシリーズ第4作目。
ハンニバル・レクターの少年期から青年期を描く物語。
劇場公開時以来、約17年ぶりに鑑賞しました。
時系列でいえば当然一番古い時代の話になるのでアンソニー・ホプキンスは出てこない。
第二次世界大戦の最中にハンニバル少年に襲いかかった悲惨な出来事が彼を狂人に変えたという流れ。
幼い妹を守っていたハンニバルだがナチスに協力していた男達に妹がとんでもない目に遭わされてしまう。
数年後、青年になったハンニバルは彼らに復讐するわけです。
残虐描写はあるものの、まだ『ライジング』という事で抑えめなのかな。
人食いに至るきっかけは…結構ツライ。
コン・リー演じる叔母のレディ・ムラサキという日本人女性がハンニバル青年に多大なる影響を与えたという設定だが、3作目までに特に日本の影響らしい描写が無いので唐突といえば唐突。
彼女との締めもフワっとしてるし…よく分からない設定でした。