続・世界残酷物語のkirioのレビュー・感想・評価

前作に続き、一応ドキュメンタリーの体裁だが、ヤコペッティのナレはほぼ無視

実はヤコペッティ本人はあまり関与していないらしく、前作以上に演出を狙ったカットが多く、作者の作家性が表れる
特にラストのビンタ演奏会など、爆笑コント以外なんでもない
あの開き直りは、センスもよく必見かもしれない…

一方で、有名な南ベトナム反政府運動で焼身自殺する僧侶の場面など、冗談ですまないものもある

日本では1970年代後期に、前編と別作品を合体して放送されたバージョンが印象に強いようだ