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横道世之介のScreen7のネタバレレビュー・内容・結末

横道世之介(2013年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

"横道世之介"という珍しい名前の青年と、彼の周囲の人々を描いたヒューマンドラマ。優しさの伝染というか、世之介のことを思い出すと皆んな表情が柔らかくなるのがすごく良かった。ごきげんよう〜!がお決まりの天真爛漫お嬢様な吉高由里子ちゃん可愛かったな。
移りゆく季節、過去/現在。本作は1980年代の時代設定であるけど、世之介が命を落とすきっかけとなる事故は、きっと新大久保駅の転落事故がモデルだよね…?あのラジオのシーンでショックを受けたのは間違いないんだけど、その後暗い雰囲気に包まれることなく、あくまで温度は一定でずっと温かい。ここまで人を笑顔にさせる力を持つ世之介は凄い。ふざけたり冗談を言って笑わせるタイプではなく、天性のユーモアに富んだ人だよね。
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