わたしの4月は「嘘作品強化月間」。
嘘の映画を探して辿り着いた一本。
タイトルから「嘘」と「秘密」がテーマなミステリ譚と予想しての鑑賞。
特別「嘘」と「秘密」の違いがテーマになるタイプの緻密な作品ではなかった。
感想を書くにあたってちょこっと調べたら、脚本のない即興スタイルで作られた作品だったらしい。
期待と真逆の作品だったわけだ。
イギリスを舞台に人種問題を視野に入れつつ、シングルマザーやらなにやらの社会問題を含みつつ、家族愛に落ち着く流れの映画・・・かしら。
カメラワークがあるから、完全なアドリブというわけじゃないんだろうけどね。
リアルRPGであり、リプレイ映画というわけかしら。
大筋があって、大筋を守りつつセリフや行動を足して言った感じかしら。
・・・だったら・・・彼氏さんの行動が光る展開もあったろうなと。
映画的に無駄なシーンの多い作品に感じた。
何が活きるかわからないから取られたのかもしれないけど、活きなかったシーンは全部カットすればよかったのに・・・。
映画の枠で作品を作るなら、脚本は大事だなと感じた。
世間の評判では、そこが素晴らしいという部分ではあるらしいけれど。