1000年刻みの日時計 牧野村物語の作品情報・感想・評価(ネタバレなし) - 2ページ目

『1000年刻みの日時計 牧野村物語』に投稿された感想・評価

usui

usuiの感想・評価

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一体が全体に敷衍され捉えどころがないという点に、切り取り巻き戻すことへの葛藤がみえた
天動説の太陽なんて、映画ではじめて見る。土地に住み、歴史を知り、人間の一生を超えた物語を紡ぐ。222分なんて全然足りない。稲の歴史と成長の前では映画も人間も一揆も一瞬。

その土地の歴史を訪ね、その土地の神様を崇め、自然との共生を大切にする日本人の心が詰まっている。

ソローの「森の生活」のようなパーマカルチャーをはじめ、ニューエイジ、ヒッピーカルチャーにおいての伝説…

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さっ

さっの感想・評価

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『アネット』のエンディングはこれのパクリ(たぶん)

「御神体」見つけて軒下に隠して20年間忘れてたエピソードが笑える
浮浪者

浮浪者の感想・評価

3.6
土方巽、あとで彼と気がつくほどに常民と成り果てている。眼を奪われることは記憶の無化に恍惚することか。
デニロ

デニロの感想・評価

3.5

『ニッポン国・古屋敷村』から5年。小川プロダクションが生活の拠点を記録しつつ、狭い境界から歴史を語り世界を探る。これはまさしく初めて見る作品です。

1987年当時は山ばかり登っていて映画生活とはか…

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yukiko

yukikoの感想・評価

4.0

科学、民俗学、考古学、ドラマ、いろんなものが盛り込まれたカオスな雑誌みたいで、とても楽しかった。

地元のふつうのおじちゃんたち熱演の学芸会みたいなドラマに、大物俳優たちが贅沢にぶっこまれていてびっ…

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やはり「大団円」で感極まる。

以前、『明日のパスタはアルデンテ』というイタリア映画を見た。原題は『浮遊機雷』という意味らしく、その方が映画の内容にはしっくりくるのだけれど、どちらにしても興行には不…

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『ニッポン国古屋敷村』で驚嘆の映像を見せてくれた小川プロが、古屋敷村から近在の牧野村で13年生活して稲作りの苦闘や古い伝承話を聞き集めて編集したもの。今回も寒冷地での稲作の苦労と水周りの改善など収穫…

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Omizu

Omizuの感想・評価

3.5

【キネマ旬報日本ベストテン1987 第3位】
『三里塚』シリーズや『ニッポン国 古屋敷村』などで知られるドキュメンタリー作家・小川紳介の作品。

小川紳介氏の地元、山形県牧野村で実際に稲作を行い、そ…

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