ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ長編アニメーション映画第15作目
ウォード・グリーン氏の短編小説を元にして作られたディズニーオリジナルストーリーらしく、『白雪姫』『ピノキオ 』とはまた違ったベクトルで制作されており、構想期間は何と20年にも及び、300人のアーティスト達が制作に携わったとの事
正直、これ本当に1955年の作品！？って疑ってしまいそうなくらい、見事で素晴らしい手書き作画だったのは見事だった。最近のディズニーのフルCG作画はもう見慣れてきたという点もあるが、『ストレンジ・ワールド/もうひとつの世界』の作画レベルは擁護不能なレベルだった事も踏まえるとあれよりは作画レベルが高いと思ってる。ストーリーに関してはディズニープリンセスの恋愛ストーリー風になっており、ディズニー・クラシックならではの解釈があり、有名なレディ&トランプのシーンがなぜ多くのディズニーファンから名シーンと呼ばれているのかも納得させられた。
私は実写版の方を先に鑑賞していたが、やはり実写版はアニメ版を越えられなかったものの相対的にはよく頑張っていたなと思う。
