病んだから自傷行為をするのではなく、自傷行為にはまって病んでいく女性の映画だった。
自傷行為をじっくり見せる演出は、嫌がらせかと思うくらい長いものの、「自傷行為」がテーマの本作には必要な演出。
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大怪我を負ったが痛みを感じないことに気づいた主人公。
身体を傷つけることに安堵感を覚えたのか止められなくなってしまい傷つけるというよりエグってた………
大きなストレスとの心のバランスを保つためか…
このレビューはネタバレを含みます
自傷行為によってできた傷を交通事故のせいにしようとわざと木に車をぶつけた場面で胸が痛くなった。自分で傷つけましたなんて言えないもんな
心配して駆けつけてくれた彼氏にヘラヘラと事故の経緯を説明してる姿…
お薦め出来ない作品は今までに何本も有りましたが、本作は“観ない方が良いかもしれない”と助言してしまいたくなるくらい強烈な作品でした。
取り敢えず、グロ描写に耐性の無い方は間違っても観ない方が良いと…