ガメラ１・２視聴済み。
今回はガメラとギャオスの戦いが続いており、それにより街に大規模な被害が出ている、という「災害」「災厄」という側面を大きく描いています。意図は分かるんだけど、露骨過ぎるように感じました。とにかく街が壊れ、人が死傷しているところを集中的に描写しています。その流れからガメラの戦いで両親を失ったため、ガメラを憎んでいる少女が登場し、謎の生物「イリス」と遭遇、少女とイリスがつながっていく、というストーリーですが、前半の少女の描写が異常に長く感じました。
イリスが巨大化し、戦い始めると物語が一気に加速し面白くなりました。ガメラとイリスの戦いはかなりの迫力があります。その戦いにおいても街に大きな被害が出ているのが分かるようになっていました。目線があくまで地上の人から見たようになっていました。「災厄」という側面を徹底的に見せようという監督の考えなのかもしれません。
いろいろ書きましたが、面白い作品なのは間違いないです。
ガメラ三部作に皆勤の大迫（螢雪次朗）が今回、覚醒したのが妙に嬉しかった。
