ガメラ、最後の戦い。
再びのギャオス、そして怨念から生まれた邪神"イリス"との激戦を描いた平成ガメラシリーズ最終章。
地球を守る為、戦ってきたガメラ。
結果として敵を殲滅し、大枠として人類の平和に貢献していた。
しかし、怪獣が暴れた場所には当然、被害が出て犠牲者も出る。
ガメラに憎しみを持つ存在も生まれる。
それは災害でもある。
前二作では人類の味方として描かれていたガメラを、災害の被害者からという別の視点から描いている点で、
シリーズ最終作にして挑戦的な作風であると感じました。
ガメラのフォルムも過去作と比較すると凶暴になり、人類との距離が心理的にも離れてしまった事を暗示しているようで切なさがありました。
しかし、満身創痍でも戦い続けるガメラは本当に格好良く、間違いなく地球と"人類の"守護神であると思いました。
京都駅でのガメラvsイリスの大激闘は怪獣映画でも最高峰の一場面では無いでしょうか。
また、見どころのひとつ。といって良いかどうかは分かりませんが、あの超有名女優がミイラになってしまいます😅
(#514/過去観賞)
