たけちゃん

ガメラ3 邪神<イリス>覚醒のたけちゃんのレビュー・感想・評価

4.5
~Sho Takanashiさんに捧ぐ~
私はガメラを許さない!


金子修介監督 1999年製作
特技監督 樋口真嗣、音楽 大谷幸
主演 中山忍、前田愛


勝手にお知らせシリーズ「今日は何の日」
本日、11月27日は仲良しレビュアーのSho Takanashiさんのお誕生日。本当はベストムービーを上げるべきですが、実は、同じく仲良しのTakaCineさんが、Shoさんのベストムービー「ゴッドファーザー」を上げられましたので、僕はそちらにコメントを残し、別作品をレビュー(笑)

今日は「ガメラの日」なんですよ。
なので、このレビューを捧げます←イランカナ

今年で3回目のレビューとなり、ようやく三部作全てレビュー出来ました。
気がつくと、「平成ガメラシリーズ」の平成が終わっていました……。

実は、「ガメラの日」と同時に、今日は「世界サメの日」でもあるんですよね。
なので、来年は「ガメラ対ジグラ」をレビューしたいと思います\(^o^)/ナンノヨコク





さて、映画です。
平成ガメラ三部作の3作目となります。
これは衝撃的な作品ですよ。
オープニングのショッキングなこと。


まずは、平成ガメラシリーズを整理しましょう
【平成ガメラシリーズ】
金子修介監督のもと、特技監督として樋口真嗣を招聘、脚本に伊藤和典を迎えての製作でした。
製作費は5億円と潤沢ではなかったものの、創意と工夫で怪獣映画の新たな地平を開きました。

1995年公開の第1作は「大怪獣空中決戦」としてガメラとギャオスが戦いました。そのタイトル通り、ガメラとギャオスの空中戦に魅了されましたね。
オープニングシーンは、この1作目での出来事なんですよね。それが主人公の比良坂綾奈のガメラへの憎しみの原因となります。

また、1作目の主人公だった中山忍さん演じる長嶺真弓が再び3作目では主人公となります。そうした流れが三部作であることをさらに強調しますよ。


そして、1996年の「レギオン襲来」
怪獣映画の最高峰と言うべき傑作。
ガメラとレギオンの戦いであると同時に、怪獣に対する自衛隊の活躍も見どころで、人間が如何にして怪獣に対抗しうるかが描かれる、ある意味、「シン・ゴジラ」の原型とも言える作品。


そこから3年。
今作「邪神(イリス)誕生」
2作目のラストに「人間が(地球の)生態系の破壊を続けたら……」という問いかけに「ガメラの敵にはなりたくないよね」と答える場面があるんですが、それがそのまま今作のテーマとなります。
「果たしてガメラは人間の味方なのか?」という問題です。


ガメラは"地球を守るため"に戦うのですが、それは決して"人間のため"ではないんです。

だから、ガメラはギャオスを倒すため、場所を問わず火炎を吐き、地上を踏みつける。当然、戦いの後は地上は火の海で、瓦礫の山と化すわけです。

火炎に巻き上げられる人間
それは恐怖映像ですよ。
どんな天変地異よりも凶悪。
2作目では"仙台"が"消滅"しましたが、今作ではついに"渋谷"が"壊滅"します。
螢雪次朗さんの気の毒なこと……

最後は日本人の都、京都まで。
京都駅、美しかったよねぇ。


その一方、ガメラが人間を助ける場面も確かに存在する。しかし、その基準となるのは?

2作目の最後に勾玉が割れ、巫女的な存在の草薙浅黄との関係も切れるガメラ。
このままガメラは人類の敵となるのか?
ガメラはどういった行動を取るのか?
それをぜひ確かめてください!

エンタメ怪獣映画としては「レギオン襲来」が上ですが、そのテーマ性は今作も負けていない。
シリアスガメラをご堪能あれ!




それにしても
やっぱり中山忍ちゃん、素敵ですね~。
水野美紀ちゃんも良かったけど、今作の中山忍ちゃんも良い( ˘ ˘ )ウンウン
お姉ちゃんよりも好きなのよね。
八嶋智人さんとのシーン、足ばかり見ちゃった(笑)
前作の水野美紀ちゃんといい、監督は絶対、太もも好きよね(ˆωˆ )フフフ…

そして、前田愛ちゃん、可愛い😆
ここでも金子修介監督のフェチ全開でしたね~。
やっぱりミニのワンピ。
下から舐めるように撮りますなぁ(ˆωˆ )フフフ…
あと、ベッドで横たわるシーン。
わざと全身が見えるように布団を被せない。
ほんと、好きだわ( ¯−¯ )フッ





こんなレビューになっちゃいましたが、許してちょ。
Shoさん、改めてお誕生日おめでとうございます🎊🎊🎊🎊