アロー

月とキャベツのアローのネタバレレビュー・内容・結末

月とキャベツ(1996年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

冒頭のシーンから目がくぎづけになった。散らかった床に寝転がる山崎まさよしさんが絵になりすぎ!彼の存在はなんとなく知ってたけど、こんなにカッコいい人だったなんて。歌声も素敵だったので、今度ベストアルバムをレンタルすることにした。

全編を通してとにかく映像がきれいで、映画として完璧。主人公2人の服の色と大自然の色のコントラストが美しかった。
お話も、優しいキャラしか出てこないので心地よい。孤独な者どうしが出会い、一緒に美味しいものを食べて美しい音楽で戯れるだなんて、最高のおとぎ話じゃん…。花火のかっこよさはもちろん、ヒバナの不思議ちゃん度もちょうど良くて、彼女のつたないダンスも逆に合ってて良かった。ラブシーンも濃厚過ぎなくて最高…。

「月明かりに照らされて」のMVと、キャベツステーキを食べるシーンと、雨が降ったあとに干草の上で抱きしめあうシーンと、口紅のシーンが好き。いつか絶対に見直したいし、キャベツステーキも作って食べたい…!

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あらすじ:ミュージシャンの花火は、バンドを解散した後、田舎でキャベツを育てながら暮らしている。ある夏、彼の前に花火のファンだという少女・ヒバナが現れる。不思議な雰囲気をまとう彼女と過ごすうち、いつしかアーティストとしてのやる気を取り戻していく花火。しかし2人の夏は終わりに近づいていて……。
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