2016年10月17日 NHKBS
『ニック・オブ・タイム』
監督、ジョン・バダム。
あの一世を風靡した『サタデー・ナイト・フィーバー』や、
『アサシン』の監督でもある。
この映画、まず思うのは、どうして自分でやらずに、
身も知らずの他人に人殺しを頼むのでしょうね?
ストーカーのように、人を見張って早く殺せと迫ったり
するのなら、殺したい人がさっさと自分でやるべきだ
……この考えが抜けずに、この映画に入り込むことができず、
共感もできず、クリストファー・ウォーケンさんが
画面に映る度に、どうしてご自分でなさらないの?
と尋ねてみる。
……返事するわけないか。
しかし、例え殺したとしても、逮捕されて刑務所行きじゃないですか。
残された娘はどうなる?
……と想像してもこれは映画。
成り行きを楽しみ、知事も主人公も娘も助かって良かったね。
義足の靴磨き屋さんは大活躍!
黒幕は、ラスト、黒い大型車に乗り込んだ人物?
お髭のジョニー・デップさんの姿しか思い浮かばないもので、
このような映画で若々しい、顎もすっきりのお姿を観て
とても新鮮でした。