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裸の大将放浪記 山下清物語のtosyamのネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

大川橋蔵や赤木圭一郎などの演技も達者な二枚目は素顔でもウルトラマンのようなヒーローヅラ。にみえる。し。潮健児そして天本英世など演技も達者な悪もキグルミをきなくてもすでに怪獣怪人然としている。そんな俳優ばかりそろえてベタで過剰な演技をやらせる。人力特撮。人力アニメ。歌舞伎は人力浄瑠璃である。本作もそんないわゆる戦前無声時代劇のようにワンパクな映画なので。説教くささや感動ポルノの部分が鼻につかない。良い意味でオイオイなツッコミ所満載。清の絵は座頭市の居合のようにさえわたっている。やはり裸の大将はヒーロー特撮物。同監督のはだしのゲン第一部そしてゴジラ第一作などにならび特撮物の本質が反戦にあることがよくわかる名作。だからこそ小林桂樹1958東宝版を猛烈にみたい。
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